以前の記事で、目標体重設定の「限界」について書いた。食事の量と質を改善し日々の活動量・トレーニングを増やすことで、いつかは目標の72キロ台に到達するのではないかと淡い期待を抱いていたが、FFMI(除脂肪指数)の計算により、自分の体がすでにかなり引き締まった領域にいることが判明したからだ。
あれから約1年半もの月日が流れ、引き続き試行錯誤の日々を過ごしてきた。最近は生成IA(Gemini)を使って食事の内容や生活習慣、トレーニングについてもアドバイスをもらい、いろいろと改善を繰り返しつつもロジカルに自分のコンディション、体重、体脂肪率と向き合っている。
そしてただ体重を減らすことのみを追い求めるのはやめた。重要なのはやはりコンディション。日々の活動、趣味のテニス、仕事への集中力、あとは体形(見た目)だ。それが高いレベルで満たされれば体重なんて関係ない。
体重増加の真実
2025年1月から2026年5月までの体重、体脂肪率の推移は以下の通りだ。


注目すべきは体重だ。1年以上75キロ前後で安定していたが、2026年に入ってから上昇に転じ、直近の2026年5月平均では77キロを超えている。一見すると目標の72.50kgから遠ざかり「リバウンドして太ってしまった」ようにも見える。しかし体脂肪率はほぼ前年度同様に推移していることから体重増加の理由は脂肪ではなく「体重は増えたが、体脂肪率は下がった。つまり、筋肉量が増えた」ということ。これは3月ごろから新たに始めた食事・運動面での改善に効果が出ているといってよい。
食事面では、毎朝のルーティンとして起きてすぐにプロテインスープ+トマトジュースをプラスして飲むことを習慣にし、また7時に主食(トースト、卵、チーズ)を食べることでタンパク質の摂取タイミング分散し吸収率と効率を向上させた。
さらに運動面でも「たまに腕立て伏せを10回やる」といった気まぐれなものではなく、1日の負荷を意識し、計画的にトレーニングを実施するようメニューを改善した。週末にテニスのレッスンがあるので、水曜日はスプリットスクワットと腕立てを15回×3セットずつ、といった具合だ。次の日に少し筋肉の張りや痛みが残る程度に負荷をかけないと意味がない。また在宅勤務の際は運動不足を補いつつ血糖値の上昇を抑えることを目的に、業務前や昼食後にジョギングや散歩を取り入れた。
体重は増えたが日々のパフォーマンスが下がったわけでもない。テニスで体が重いとか疲れやすいといったこともない。今のほうが適正体重に近づいている、という実感がある。
体脂肪率の罠
そしてもう一つ、Gemeniとの対話で気づいたことがある。
体脂肪率の計算上が10%未満を示しているにもかかわらず、鏡に映る自分の腹筋はまったく割れていないのだ。ポッコリお腹は改善してきたとはいえ、バキバキの体とは程遠い。
この現状については3つの仮説を立てている。
仮説①:腹筋のトレーニング自体が十分に足りていない可能性
「割れていない=まだ十分に鍛え込まれていない」という、もっとも本質的な要因だ。この気づきを得てからは、これまでのメニューに加えてレッグレイズやドローイングといった腹筋種目も意識的に取り組むよう生活をアップデートしている。
仮説②:体脂肪率計の数値が間違っている可能性
私の体型は身長が182cmと高く手足が長い。家庭用体組成計(インピーダンス法)の特性上、手足が長いと電流の抵抗値に影響が出て、体脂肪率が実際よりも低く出すぎることがあるらしい。つまり、10%未満になっている数字自体が正しくない(まだ落とせる脂肪がある)可能性だ。
仮説③:食事における脂質マネジメントの不足
これまでは摂取カロリーやタンパク質の量(プロテイン)ばかりを気にしてきた。しかし、腹筋を割るためにはそれだけでは不十分で、今後は「脂質の取り方」にも気を配る必要があると痛感している。タンパク質は確保しつつ、不要な脂質を徹底的に削る「ローファット」の視点を取り入れ、食事マネジメントをもう一段階アップデートしなければならない。
まもなく、成人病検診
昨年の成人病検診では要注視項目ばかりで、生活スタイルの改善にとりんでいるにもかかわらず惨敗といってよい結果だった。
その後、検診の数値と自身の体にあらためて向き合い直し、Geminiのアドバイスも活用して生活スタイルをアップデートしてきた。現在の取り組みとこれら3つの仮説の答え合わせをする機会である「成人病検診」がまもなくに迫っている。
3日前に炎天下で4時間テニスをした疲れ、筋肉の張り、節々の痛みが若干残っていることは気になるものの、さてこの1年間の取り組みが正解だったのかどうか、答えが出るのはもうすぐだ。




