決済手段の棚卸 クレジットカード編 2022

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クレジットカードはメインに楽天カードを使用していて、楽天経済圏で生きている。また三井住友カード(ナンバーレス)、J-WESTカード、イオンカードも保有している。電子マネーはEdyを、コード決済は楽天Pay、PayPay、メルペイも使ってし、交通ICも使っていて、ごちゃごちゃしてきたので整理することにした。

まずはクレジットカードだ。

その1:さよならkyash

これまでは決済手段にKyashをいうプリペイド式サービスを利用していた。2018年に使い始めた時は、クレジットカードからKyashにチャージすればポイント(楽天カードなら1%還元)がついて、さらにKyashで決済すれば2%のポイントが付く、ポイント2重取りで還元率合計が3%とかなり魅力的なサービスだった。しかし利用者が増えてきたことで採算が取れなくなったのだろうか、2019年10月に還元率が2%→1%へ、さらに2020年4月からは1%→0.2%(500円で1ポイント)に激減した(クレジットカードからチャージした場合)。

それでもポイント2重取りできて、わずか0.2%であっても銀行預金の利息よりましだ。クレジットカードの利用明細にはKyashへのチャージ履歴しか残らないので、家計簿をつける際はアプリでKyashの利用明細も見ないといけない、という煩わしさもあったが、合計1.2%の還元が得られるならば、と我慢して利用を続けていた。

しかし先日、楽天カードの利用明細を見ていて驚いた。Kyashへのチャージにポイントが付与されていない。確認したところ、2022年7月以降、楽天カードからkyashへのチャージは楽天ポイントが付与されなくなっていた。つまり還元率は1.2%ではなく、わずか0.2%だったのだ。これではさすがにkyashを使う理由はなくなった。5万円弱チャージが残っているが、決済で使わずに220円の手数料を払って返金する予定だ。5万円分を単純に楽天カードで決済すれば500円のポイントが付与されるので220円の手数料を上回る。

その2:さよならイオンカード

イオンカードはモバイルSuicaを使うために持っていた。10年ほど前は東京出張が多く、当時関東ではPiTaPaが使えなかったのでしばらくはSuicaを使っていたが、スマホでチャージできると便利なのでモバイルSuicaに切り替えることにした。そしてイオンカードはモバイルSuicaの申込みが可能、かつ年会費が無料なクレジットカードだった。モバイルSuicaにはイオンカードからのみチャージができる(ポイントが付く)。近くにイオン(ダイエー)もあるので実店舗で使う機会もあった。

しかしプロジェクトが終了したため東京出張がなくなり、Suicaの利用頻度が激減。かつ最寄りのダイエーが閉店したことでイオンカードを使う機会がなくなった。モバイルSuicaは関西でも使用できるが、ICOCAに5,000円チャージしておけば数か月は持つので、スマホでチャージするメリットも感じない。ということで2019年にモバイルSuicaの利用を停止した。

イオンカードは年会費無料なので持っていても損はないかな、とその時は解約には至らなかったが、久しぶりにイオンカードの利用明細をWEBで確認し、稀にイオンで使用した際に付与されたポイントがひっそりと失効しているのを見た。楽天ポイントなら使う用途がいろいろあるので失効することはほとんどなく、これって損してるな、と気づいた。

Suica付きのイオンカードはWEB上で解約できない。解約用紙を取り寄せて、はさみを入れたイオンカードを送り返す必要があった。イオンとJR東日本との手続きの関係だとは思うが、ユーザビリティの低さを感じて、イオンカードとお別れした。

その3:ようこそPayPayカード

PayPayはキャンペーンがあるときだけ使っていた。クレジットカードでのチャージはPayPayカードのみだったので、ずっと銀行口座からチャージしていた。チャージ時のポイント付与はないが、利用頻度や利用額がたいしたことなかったので、PayPay利用分の0.5%ポイント付与だけで十分だった。

最近、嫁の影響もあってパン屋巡り街カフェに行くことが増えてきた。町のパン屋さんだとキャッシュレス決済はPayPayだけしか使えないことが多い。また、在宅勤務で近所のカフェにいくと、そこでもPayPayか現金しか使えない。気づけばPayPayでの決済額が増えてた。そのため、イオンカード解約の流れでPayPayカードを申し込むことにした。PayPayカードでPayPayあと払いをすれば、ポイント付与は1.0%になる。

PayPayアプリからの申込で、すべてスマホで完結。30分もかからずにPayPayカードからのチャージ設定も完了した(物理カードは一週間ほどして郵送された)。紙媒体での手続きなんてもはや双方でデメリットしかない。

手軽にストレスなく、待ち時間もなく始められることは、新しいサービスに利用者を呼び込むのにとても大事だ。でも同様に辞めるときにもその手軽さがあってほしい。どんなタイミングであれ、悪いイメージを与えてしまうのは長い目で見て損だろう。一度顧客でなくなったとしても、別の何かでまた顧客になってもらえる機会があるかもしれない。

誤操作や誤った判断ではないかどうかの確認は必要だけれど、基本的には辞めにくくしたり無理に引き止めたりしないほうが、お互いのためだ。辞めるときは引き留められたって辞めるのだ。

決済手段のまとめ

ということで一通り決済手段の整理が完了。当面の優先順位は以下の通り。

 1.楽天ペイ
 2.楽天Edy
 3.PayPay
 4.楽天カード
 5.三井住友VISAカード(マックやコンビニでポイント5倍なので)
 6.現金
 (メルカリ利用時と、お得なクーポン使えるときだけメルペイ)

いろいろなサービスのお得情報に振り回されてきたけれど、これで落ち着いて年が越せそうだ。

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