ポイントを失効前につかうのに必死

お金をマネジメント
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私は楽天経済圏を生きていてポイ活は楽天ポイントが主軸だ。ポイントがより効率的にたまることに導かれ少しずつだが確実に楽天経済圏に入り込んでいった。経済圏の各サービス利用に応じて楽天ポイントが付与され、また楽天市場でのポイントアップにもつながる。「楽天市場」から始まり「楽天カード」「楽天モバイル」「楽天証券」「楽天銀行」「楽天Edy」「楽天Pay」と、今や楽天なしでは生活が成り立たない。

とは言いながらショッピングモール、クレジットカード、銀行、証券、モバイル決済、コード決済ともに別サービスも併用しているので、楽天にすべてを委ねているわけではない。いうならば重要なビジネスパートナー、とでもいったところか。

貯まったポイントを計画的に使う

そんな生活をしているので楽天ポイントは結構貯まる。家電製品の購入やふるさと納税で大きな額を使用すれば、その分大量のポイントが付与される。広告のクリックやラッキーくじのポイ活もしているので10万円分近く貯まる年もある。

ちなみに楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類がある。

前者は楽天市場や楽天カードなどを使用する際に一定の割合で付与されるものだ。利用期間は1年間だがポイントを獲得する都度に延長されるため、期限はあってないようなものだ。「通常ポイント」はお金と同様に使うことができるため、私は楽天証券で投資信託を購入すると決めている。ポイント投資であれば元手はゼロなので、獲得したポイントがさらにどれだけ増えるのかを気楽に楽しむことが出来る。

後者はキャンペーンなど、なにか条件を達成したことで付与されるものだ。楽天市場でのポイント5倍デーで購入した際に付与されるポイントなども該当する。こちらは有効期限があり、ほとんどが2か月以内に使用しなければ失効してしまう。せっかくもらったポイントを失効させてしまうのは損な気がするので、とくにこの有効期限ポイントは意識して計画的に使う必要がある。失効前にEdyにチャージしたり、楽天証券やポイント投資などで使うことが出来ない点も注意が必要だ。

楽天Payなら期間限定ポイントで支払った場合でも翌日に1.0%のポイントバックがあるので、嫁と買い物に行ったときなどは積極的に支払いを申し出るようにしている。最近は楽天Payが使えるお店が増えてきたのでとてもありがたい。マクドナルドのモバイルオーダー、ケンタッキー、ミスドや大手ドラッグストアに行くことを家族に提案することも多い。

1年間ずーっと!毎月全額還元抽選キャンペーンに当たった

先月末、翌月に失効するポイントを確認したところ3,000ポイント程度だった。楽天モバイルはポイント払いできるが、それだけではまだ余る。でも1か月あればどこかで楽天Payを使用する機会もあるだろうから、楽天市場での買い物ではポイントを使用しなかった。楽天市場で買い物をする際にポイントを使用すると付与されるポイントが減るからだ。いくつかのキャンペーンはポイント払い分が対象外になっているので、私は通常、ポイント付与対象額を超えた差分のみ期間限定ポイントを使用するようにしている。パッとその金額が分からないので、数ポイントずつ入力して確認する、といった地味な作業になるが、貰えるものは1ポイントでも多く貰いたい、という性分なので仕方がない。

しかし今月にはいって、1か月以内に失効するポイントが約13,000ポイントに増えていた。不思議に思ってポイント付与明細を確認してみると、どうやら11月度の『1年間ずーっと!毎月全額還元抽選キャンペーン』に当選していたらしい。当選のお知らせメールなどは見た記憶はなく、楽天側としてはこっそり付与して気づかれずに失効したらラッキー、なんて考えているのではないかと勘繰りたくなった。しかし、こういったクジにはほとんど当たったためしがないので素直にうれしい。1万円が配られたようなものだ。ただ、その1万円は今月中に使い切らないと失効してしまうので、計画を立て直さなければいけない。

財布のひもが緩んでいく

計画を立てる、と言ってもできることは限られている。楽天Payで支払う機会がなければ、楽天市場で期間限定ポイントを使うしかない。定期的に購入している食品や消耗品の在庫を確認し、必要に応じて購入を前倒しする。もしくは新たに必要なものがないか考える。絶対に今必要、というものではなくても、ポイント消費のためなら買っても良いかな、というものがいくつかあったので、なんとか消費のめどは立ちそうだ。

また2月は「大阪市プレミアム付商品券」の使用期限でもある。1口10,000円で13,000円分の商品券を4口まで購入できる。使用期間は11月から2月までの4か月間だ。近くのスーパーでも使えるし、その他いろいろなお店で使えるので4口買ってもすぐになくなるかな、と思っていたが、1月半ばでまだ20,000円分も余っていた。12,000円分が加算されているのでこれも使い切らない損だ。11月以降、「まだ使えるから」と買い替えをためらってた古いコートを新調したり、家族にスイーツを振る舞うなど、財布のひもを緩めてきた。でも2月はドラッグストアでは楽天Payを使うので、プレミアム付商品券を使う機会が制限される。こうなったら嫁がスーパーに行くときについて行って支払うか、嫁にスマホを渡して商品券を使ってもらうしかない。

ポイント付与は需要促進・景気刺激策として効果的

物価高やコロナ禍で低迷していた需要喚起、また子育て支援のための給付金付与など、政府はいろいろな対策を実施および検討している。期限付きのポイント付与は、その手続きや準備に時間がかかったり使用者が十分に理解しにくいという課題もあるので、現金を配ることが手っ取り早い。しかし国民の大部分がその日の生活に困っているわけではないので、現金支給の大部分は貯蓄に回ってしまう。だからダメ、ということではないが、配った分すべてが需要に回るわけではない。

だが使用期限のある商品券やポイントであれば、生活必需品だけでなく嗜好品やぜいたく品、旅行などのレジャーに使用されることも多いだろう。期限を過ぎれば使えなくなるのなら、ちょっと贅沢してもいいかな、という気持ちが働く。そしてそういった機会が増えることで、コロナ禍での不安などで締まっていた財布のひもが緩み、購買意欲も増す。また、新しいものを購入したり旅行やレジャーなどの娯楽体験は日々の生活に刺激を与え、コロナ禍で長く制限されてきた行動範囲も広がっていく。

数か月前に政治家の誰かが景気対策でポイント付与、のような発言をして叩かれていた記憶がある。GO TOキャンペーンだったかもしれないが、そんなに悪い施策ではなかったのだな、と今更になって実感した次第。

そしていい年して期間限定ポイントに振り回されている自分も正直どうかな、とは思う。(失効したって本当は損ではないのに)

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