決済手段の棚卸 交通系IC編 2022

お金をマネジメント
スポンサーリンク
スポンサーリンク

交通系ICカードとはSUICAやICOCAなど鉄道やバスなど、公共交通機関での支払いに使用するICカードで、コンビニなどリアル店舗でも使えるところがある。私は大阪市内在住でマイカーも持っていないので、移動手段は自転車か公共交通機関が中心だ。そしてこれまではJRや関西圏外=ICOCA、関西県内の地下鉄・バスや私鉄=PiTaPaと使い分けていた。

日々ポイ活を意識している私としては、交通系ICカード利用の際にもポイントがたまるかどうかは重要なので、原則クレジットカードから支払うようにしている。

PiTaPaは他の交通系ICカードと異なり、ポストペイ方式だ。事前チャージではなく、1か月分まとめて事後でクレジットカードから引き落とされ、三井住友カードのVポイントが付与される。都度のチャージが不要だし、家族カードが持てるので子供の分もまとめて管理できてとても便利だ。地下鉄・バス・私鉄の区間を登録しておけば使用頻度に応じて割引が利いて、通勤・通学定期としても使える。還元率は200円で1ポイントと物足りないが、楽天カードやPayPayカードではPiTaPaを持てない。

ICOCAも、クレジットカードでクイックチャージ(駅でチャージする際に、現金やクレジットカードをとりだす必要がない)したかったのでJ-WESTカードからSMART ICOCAを発行した。はじめはJ-WESTカードをチャージ設定していたが、J-WESTカードのポイントを使う機会がなかったのですぐに楽天カードからのチャージ設定に変更した。しかし先日、楽天カードの利用明細を見て気づいた。楽天カードからICOCAへのチャージはポイント付与対象外になっていた。調べてみると、2017年11月の時点で改悪されていたらしい。それであればICOCAを使う理由はどこにもなく、PiTaPaに統一したほうがよい。

しかしPiTaPaには、チャージしておかないと関西圏外では使用できない、という大きなデメリットがある。関西圏ではポストペイなのでPiTaPaのチャージを使うことがない。1度チャージしてしまうと頭金を支払っている気になってなんとなく嫌なので、PiTaPaにチャージはしたくない。となると出張や里帰りする際にはどうしてもICOCAが必要になる。もやもやするが仕方がない。

とあきらめていた時、楽天PayでモバイルSUICAが使えるということを知った。いつの間にか楽天PayアプリにSUICAマーク表示されていることには気づいていたが、そういうことか。アプリから申し込むと5分もたたずにSUICAが使えるようになった。楽天Payからチャージすれば200円で1ポイントゲットできる。還元率はPiTaPaと変わらないが、楽天ポイントのほうが利用する機会が多いし、関西圏外でも使用できる。これで悩みはすべて解決だ。

ちなみにJ-WESTカードはもともとEX-ICカード用、新幹線利用が目的で持っている。新幹線は年数回しか使わないがスマホで予約変更ができるので便利だ。以前は会社から支給されていたが出張頻度が減ったことで返却した。個人でEX-ICカードを持つには、関西圏だとJ-WESTカードを持つ必要がある。年会費が1,100円かかるのだが、新幹線以外に西日本エリアJR特急も割引で乗れるので、唯一年会費を払って持ち続けている。しかも最近、ほかの交通系ICカードをEX-ICカードの代わりに登録すれば、JRから新幹線乗り換えまで1枚で済むようになった。家族の分もそれぞれ登録できるので、あらかじめチケットを発見する必要がなくなり、まとめて予約変更が可能。便利な世の中になった。

ということでICOCAを使い切ったらSMART ICOCAのサービスのみ解約する予定だ。ただ、先週JRを使う機会があったので使い切りのチャンスだと思っていたら、乗車券は10円単位でしか精算できずに8円残ってしまった。関西の乗車賃は10円単位だが、東京出張でICOCA利用した際に1円単位で端数が残っている。この残金、コンビニ利用すれば使い切れるが、コンビニで「8円だけICOCA、残りは楽天Payで」などとめんどくさい手続きが必要になる。とりあえず機をうかがいつつ、しばらくはICOCAを持ち続けることになりそうだ。

タイトルとURLをコピーしました