半年で3.5キロ痩せて変わったこと

健康をマネジメント
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1年前にこのブログを始めたころから、体のいたるところに不調を感じていた。常に足に疲労感があり、太ももの裏側や股関節の外側には痛みを感じていた。テニススクールでのパフォーマンスも落ちていたし、足がつることも多かった。

加齢に伴う体質や体調の変化を疑っていたが、今年の2月に娘から「お腹がポッコリしてきた」と指摘されてようやく、少しずつだが着実に太ってきていることに気づいた。日々の生活や仕事においては良いコンディションをキープできていたのだが、体重も79.5キロを超えていたのでなにか対策をした方が良いことは明白だった。

2021年10月は76.5キロだったので、気づけは1年半で3キロも増えていた。3キロと言えば500mlのペットボトルを6本手足に縛り付けているようなもので、そう考えると足腰に痛みを感じたりテニスのパフォーマンスが落ちていたことも不思議ではない。

娘に体形の変化を指摘されて以降、夕食で食べる白米の量を少し減らしたりドローインで体幹を鍛えるなどを始めてみたが、3か月たっても目立った変化はない。そこで今年の5月から「2ヵ月で2.5キロ落とす」という目標を定め、
 ①満腹感を感じるまで食べない
 ②1日に摂取するカロリーを意識する
 ③夕食の白ご飯でコントロールする
という作戦を決行した。この3点以外にも、歩くときには姿勢に気をつけて体幹を意識し、また座っていても極力背もたれは使わないようにした。摂取カロリーを抑えつつ、日常生活における消費カロリーを増やすことに努めたのだ。そういった取り組みの効果か、半年で76.5キロまで減らすことが出来た。

すると、体にも明らかな変化がみられるようになった。気づけば太ももの裏や足の付け根の痛みが消え、またテニス中に足腰を痛めることも減った。腕立て伏せやスクワットをするのも随分と楽になった。以前は一度筋トレをすると数日間は張りや疲れが残ってしまい、一つの部位で週2回が限界だったのだが、今は1日おきでも問題なくなった。やはり3.5キロの重りは体にかなり負担をかけていたのだろう。

体重増加の原因を考える

さらに体重の推移を遡ると2019年12月は72.5キロしかなかったので、3年半で7キロも増えていたことになる。これは加齢に伴う新陳代謝が低下したことが原因と片づけてはいけない。明らかに運動量、消費カロリーが減った結果なのだ。

ちょうど2020年1月に、出向先が運用子会社から今の事業会社に変更になった。そしてそれまでは毎日「自宅から徒歩10分で駅→電車で20分→駅から会社まで徒歩10分」という生活を送っていたが、勤務地が近くなったことで電車に乗る時間が片道10分に減り、またコロナの始まりによって週2~3日は在宅勤務が出来るようになった。出勤日は自転車で片道20分だが、2019年と比べると通勤にかかる消費カロリーはずいぶんと減っていた。

にもかかわらず、健康的な食生活を意識しすぎて、毎朝ご飯を茶碗1杯と納豆、味噌汁、たまにキムチ、さらにミューズリーとヨーグルト、というバランスよく栄養価に富んだ食事を続けていた。いくら栄養バランスが良くても、在宅勤務は通勤時に消費するカロリーがゼロなので、過剰な栄養摂取となっていたのだろう。そしてその生活を3年も続けたことで、消費しきれなかったカロリーが少しずつ脂肪に変わって体に蓄積されていき、気付けば7キロも体重が増えてしまった、ということだ。

片道20分の自転車だけで、少なく見ても200キロカロリーは消費する。それでちょうどバランスが取れていたのなら、逆に在宅勤務の日は朝・昼と100キロ程度は摂取カロリーを抑える必要があった。実際、在宅勤務であればあまり空腹感を感じなていなかったし、少し口が寂しくなったら温かいお茶やカロリーゼロのガムを噛めばなにも辛いことはなかった。ようやく今の勤務形態での適切な栄養摂取量が分かってきた。

目標はあと4キロ減

一定の目標は達成したが、ここまで来たのだからどこまで多重を落とせるか、行けるところまでは行ってみようと思っている。筋力を落とすことなくもう3~4キロ体重を減らすことが出来れば、さらに体が軽くなって動きやすくなるし、アンチエイジングの効果も期待できる。ひょっとしたらここ最近の健康診断で指摘されることが増えてきた血液検査の結果も変わってくるかもしれない。

2023年5月から始めたささやかなカロリー制限だが、無理に摂取量を減らしているわけではないので適切な体重になれば自然に落ち着くだろう。その時の体重が何キロかは分からないので、目標4キロもあくまで目安に過ぎないし、目標達成時期もいつになるか分からないが、体重が変わらなくなればそこがゴールとなる。

夕食時間が遅くなった際に白ご飯を翌朝に回すことも含めて、毎食のカロリー制限はすでに習慣化している。逆にテニスに行く日や外出で歩数が多いと見込まれるとき、または活動量が多かった日は甘い食べ物を意識して食べるので、この食生活へのストレスもない。あとは勝手に体重が落ち着くのを日々見守るだけだ。

ここまで習慣化できれば、目標達成はとてもたやすいことだ。さてこれからどこまで体重が落ちるのか、そしてその時の体調やコンディションはどう変わるのか。今から楽しみだ。(ここで頭打ちの可能性もあるが)

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