土曜の朝を有意義に

家庭をマネジメント
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土曜日の朝は嫁がテニススクールに通っていて8時~10時は家にいない。私にとってこの2時間が勝負の時間で、だいたい以下のタスクをこなすのがルーティーンになっている。

・ごみを出す
・食器を洗う(食洗器に入れる)
・洗濯物をたたむ(前日までに嫁が洗って干した分が残っている場合)
・洗濯物を洗う、干す
・トイレを掃除する(1階と2階)
・掃除機をかける(1階と2階、階段)
・洗面所を掃除する
・子供に習い事の宿題をさせる

これらを嫁が不在の間にやりきることに意味があるのだ。いくつか理由はある。

理由1:嫁が喜び、私も安らぐ

共働きなので、平日にやりきれなかった家事が土曜日に残っていることが多い。掃除、洗濯は嫁が忙しい時間の合間にこなしてくれているが、やりきれない部分もある。そこで嫁が外出している間に、主だった家事をすべて終わらせておくとどうなるか。テニスで疲れて帰ってきた嫁が、片付いた部屋でくつろぐことができ、自分の時間を自由に使うことができる。なにより家の中がきれいだと気持ちが良いし、子供がやるべき事をやっていれば、嫁が小言を言う必要もないので機嫌がよくなる。嫁の機嫌がよければ家の中の雰囲気もよくなり、私の心も安らぐ。

理由2:自己満足

自己満足という面も否めない。平日は嫁に任せっきりになっているので休日くらいは家事を頑張って、嫁との負担感のバランスを取ろうとしている。でも実際のところ嫁が私の土曜日の行動をどう評価しているかはわからない。「ありがとう」と言われることはあるけれど、嫁には嫁のプラン、家事の優先順位があるので、それと合わない場合は不満感、ストレスを与えているかもしれない。実際、何度か小言を言われたこともある。でもそれで土曜の家事をやめると嫁の負担が高いままになり私もなんとなく居心地がわるいので、小言は指摘と受け止めて改善してルーティーンを継続している。

どう思っているか嫁に確認する、という選択肢もあるのだが、恩着せがましくなる気がして聞けていない。地雷を踏んでこのルーティーンを続けられなくなるのも嫌なので、嫁の真意はわからないまま今に至る。

理由3:自分のやり方でできる

洗濯物のたたみ方、洗い物の仕方、掃除の仕方、順番など、人によって微妙に違う。気にするところと気にならないところがある。私は細かいところは気にならず、最終的にきれいに片付けば良いのだが、嫁は途中経過も気にしていて、何度か喧嘩になりかけた。また嫁がテレビやスマホを見ているときに家事をすると、意図せず嫁に「やるべき家事が残っているぞ」といったプレッシャーをかけてしまうのので、嫁が不在の間に私のやり方で各タスクをやりきってしまいたい。必要なのは「片付いている、やるべきことが終わっている」という結果であって、途中経過を共有したい・評価されたいわけではない。

理由4:気持ちが良い

朝、嫌なことや面倒なことから終わってしまえば、その日が気持ちが良い。きれいなトイレ、片付いた部屋は居心地もよい。人が嫌がること、人のためになることを進んでやる、という行為はモチベーションもあがる。2日間の休日、初めの2時間で「掃除・片づけ」を終えるとそれだけで達成感があり、そのあと充実した時間が過ごせる。

「夢をかなえるゾウ」にも、トイレ掃除をするというガネーシャからの宿題があった。嫌だな、と思いながら掃除するのではなく、キレイにしたい、家族に喜んでもらいたいという前向きな気持ちを持つことがポイントだ。嫌なことや辛いことは続けられないが、喜びや楽しみに繋がることは続けやすい。そして続けることがまた自分にとっての自身にもなり、好循環が生まれる。

土曜の朝、せっかくの休日なので昼前まで布団の中にいたい、と思う人もいるだろう。そういった人には、このルーティーンは苦行でしかないし、未知の世界かもしれない。しかしこの時間を積極的にマネジメントすれば、日々の充実と幸せな人生につながると信じている。無理は続かないし出来ることから始めてみると良いと思う。とりあえず土曜の朝に、トイレ掃除をしてみてはどうか。


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