2023年度の末端冷え性対策

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私は極度の末端冷え性のため、毎年如何に寒さと戦うか、情報収集と生活改善に余念がない。今年は暖冬で最低気温が氷点下を下回る日はまだほとんどないし、昨年の断熱窓リフォームの効果もあってか、室内の気温は例年より下がらなくなった。また昨年購入した「生姜ココア」「ヒータ付きグローブ」「湯たんぽ」によって在宅勤務時や就寝時の冷えはマシになった。それでもまだ冬の寒さはつらく、指先・足先の冷え性からは逃れられていない。さらなる寒さ対策として購入したグッズを紹介したい。

1.イヤーマフラー

私の場合、冬の自転車通勤で一番初めに限界に達するのが耳だ。風を受けて冷えやすく、冷えすぎると耳自体の痛みから頭痛に発展する。そのため秋口からイヤーマフラーは欠かせないのだが、昨年から自転車通勤の際はオーディオブックを聞くことが習慣になっている。そのためイヤホンの上からイヤーマフラーを付けていたのだが、耳の穴が圧迫されて痛いし、bluetoothが切れやすくなる、音が聞こえにくいといった問題が発生していた。

また、昨年からハット型のヘルメットを被るようになったが、冬用にはモフモフしたあったかい帽子型のヘルメットに替えいと思って、耳当て付きの商品を探していた。冬用の耳当てならイヤホンをしていてもふんわり耳を包んでくれて、痛みや音質の悪化はそこまでひどくはないかもしれない、という期待もあった。だが残念ながら私の希望を叶えるヘルメットは見つからなかった。

そんな時に見つけたのが、イヤホンタイプのイヤーマフラーだ。bluetooth接続のイヤホンが内蔵されているので、耳の穴が圧迫されるような痛みや違和感がなく、自然体でオーディーブックを聞くことが出来る。なによりもこれまで付けていた耳だけを覆うタイプよりもずっと大きいので、顔の側面全体を包み込んでくれて冬はめちゃめちゃ暖かい。

コンパクトに折りたためないというデメリットはあるが、私は出社したらロッカーに放り込んでいるので問題にはならない。また充電口が分かりにくいのは難点だが、1回充電すれば1~2週間はもつので許容範囲だろう。耳の痛みと寒さ、音質悪化といった課題をすべて解決してくれる、この冬のスペシャルアイテムだ。ちなみにこちらはヒータ機能はないが、耳当てにヒータは不要だろう。

2.ヒータ付きグローブ(自転車通勤用)

冬の自転車通勤の長年の悩みはもう一つあった。それは指の冷えだ。早ければ10月後半から手袋を装着するが、真冬になるとヒートテックでも裏起毛タイプでも、30分近く走っていると少しずつ指先が冷えていく。会社に着くころにはすっかりかじかんでしまい、すぐにキーボードを打つことが出来ないほどだ。2重にしたり、バイク用の手袋を使っていたこともあるが、どうしても指先に冷えは解消しない。血行が悪いので指そのものからの発熱がほとんどなく、そのため保温しても効果がないのだろう。

そこで、今年度は自転車通勤用にもヒータ付きグローブを購入した。昨年度に購入した室内用と異なり指の1本1本にまで電熱線が入っているため、指先からしっかりと温めてくれる。おかげで通勤時の指の冷え、痛みはすっかりなくなった。発熱中は手の甲にある赤ランプが点灯するため、暗い中でも対向車から気づいてもらえる副次効果もある。

室内用と比べればかなりゴツいので、タッチパネルに反応する商品でもほとんどスマホの操作はできないし、当然キーボード操作も無理なのだが、自転車通勤時はブレーキとハンドルの操作ができれば十分だ。イヤーマフラーと同様に、出社後はロッカーに放り込んでおけばかさ張ることもない。

週2~3日で1日1時間未満の利用ならこちらも充電は1~2週間に1回で十分だし、バッテリーを取り外せるのでイヤーマフラーに比べれば充電もしやすい。防水機能はどれほどあるかは確認していないが、防水スプレーをしておけばスキーやスノボといったウィンタースポーツにも重宝するだろう。

3.ヒータ付きルームシューズ

耳、手に続いて最後は足だ。一戸建てだと真冬は床がとても冷えるので厚手の靴下やルームシューズが欠かせない。だがそれでも足の指先は少しずつ冷えていくので、就寝時には足先が冷えすぎてすぐに寝付けない。昨年買った湯たんぽで幾分マシになったが、一度冷えてしまうと温まるまでは時間がかかるのだ。

そこで手袋と同様に、ルームシューズもヒータ付きを購入することにした。こちらはいろいろ種類があるが、購入したタイプはすぐに暖かくなるものの、あまりバッテリーが持たない。ただ一度温まれば一定時間は保温できるので、在宅勤務中に足先の冷えを感じたら電源ON→温まったらOFFにして、必要に応じて充電、のサイクルが十分に機能する。休日は風呂上りの体温の低下を防ぐため、就寝前2~3時間利用すれば布団に入ってすぐに眠りにつくことが出来る。

おかげで睡眠の質が向上し、翌朝は疲れも取れてスッキリと目覚めることが出来ている。


防寒グッズは一通りそろったか?

自転車通勤と在宅勤務時の寒さ対策については、この2年間で一通りやり終えた感はある。昨年は窓断熱もしたし、温暖化による暖冬で例年に比べて幾分過ごしやすい冬となっている。

ただヒータ付き手袋については、屋内外用ともにもう少しコンパクトになってくれると言うことはない。また、屋外用の靴についても、長時間外出していると指先が冷えてくる。足用カイロで事足りるのだが、コンパクトな靴用ヒータが開発されたら購入を検討したい。

防寒グッズの需要は高いだろうから、消費者側としても新製品のチェックは欠かさずに継続していくつもりだ。

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