朝食へのこだわり

健康をマネジメント
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私はパンが好きだ。でも朝食には白ご飯を食べることが多い。それにはいくつか理由がある。

白ご飯は腹持ちがいい

パンは小麦粉や米粉など、穀物をすりつぶした粉から作られるので、消化されやすい。そのため食べた後で胃を通過するのが早い。また白ご飯はパンに比べてかむ回数が多くなるので、自然と食事の時間が長くなり、血糖値の急上昇を抑えられる。さらに飲み込んでからも糖の吸収に時間がかかるので、緩やかに血糖値があることで長時間満腹感を維持することが出来る。出社する際は自転車通勤のため、パン食の場合は出社時点で空腹感を感じ、仕事に対するパフォーマンスが上がらない。血糖値の急上昇は眠気にもつながるので、疲れていたり寝不足の日はなおさら、パンより白ご飯がよい。

卵焼きやウィンナーなど、タンパク質を摂取すれば腹持ち・空腹感の問題は解消する。しかし我が家は朝食は各自で準備するのが基本であり、また嫁が息子の弁当を準備するのに忙しいのでできるだけ火を使わずに済むほうが良い。ということもあり、ご飯のお供はもっぱら納豆である。

パンは添加物が気になる

白ご飯は無添加だ。しかし市販の食パンには「乳化剤」や「イーストフード」「マーガリン」といった、人体に影響があると言われている食品添加物が使われていることが多い。スーパーだと食パンのほとんどが一袋100円台で購入できる。100円を切る商品もあるが、安さには理由がある。原材料の質や、製造工程・時間短縮のために食品添加物を使用しているのだ。

朝食で食パンを1枚食べる程度であれば、急に健康を害するようなことはほとんどない。でも毎日食べ続けることで、少しずつ悪いものが体に蓄積し、10年20年後にその影響が顕在化し健康を損なうのは避けたい。

また、朝食で白ご飯を食べるようになってから、たまに食パンを食べると独特の臭みを感じる。あんこを載せたりクロックムッシュにすれば気にならないが、食品添加物のせいかな、と思うと積極的に食べたいとは思えない。

パンを食べすぎると胃もたれする

パンを食べた際に胃もたれすることがある。そこまで気にするほどではないのだが、何となく、胃の中にしばらく重いものが残っている感覚がある。説明が難しいが腹持ち・空腹感とは違うものだ。

息子は生まれた時からグルテンアレルギーがあり、パンやうどんを食べると体調が悪くなり、吐くこともあった。そのため自然と朝食にご飯を炊くことが多く、私が朝食で白ご飯を食べる理由の一つにもなった。幸いにも成長に伴って息子のアレルギーは軽減し、今は小麦系は一定量であればなにも影響なく食べられるようになった。また、娘も検査をしたところグルテンアレルギーの傾向があった。アレルギー検査の数値がそのまま食べられるか否か、に直結しない。実際、娘は小さいころからうどんが大好きで外食すると好んで食べていた。

子供二人にグルテンアレルギーの性質があったこと、そして私がパンを食べた後の胃もたれすることから、ひょっとしたら私もグルテンアレルギーの傾向があるのかもしれない。アレルギーは食習慣や環境の変化に伴って後天的に発現することも多い。花粉症がいい例だ。思い返してみると、若いころに大量にパンを食べて体調が悪くなったこともあった。相変わらずパンは好きなのだが、食べる量については少し気をつけようと思っている。

栄養バランスを考えて、もう一工夫

結果的に朝食は白ご飯と、わかめを増量したインスタント味噌汁、買い置きがあれば納豆、というメニューが基本となった。私は食べ物に関しては「飽き」を感じないので、毎日同じようなメニューであってもおいしければ十分だ。しかし貧乏性なので品数が多ければそれだけ嬉しいし、健康的な食生活ができているほうが安心感がある。

そこで最近は汁物はインスタント味噌汁だけでなく、わかめスープを選択肢に加えてみた。楽天で見つけたのだが、見るからに健康に良さそうで且つおいしい。体も温まるので冬にはうってつけだ。一袋33円なのでコスパも良い。味噌汁にするかわかめスープにするか、毎日の朝食に変化が加わって良い感じだ。

あと、ヨーグルトも食べるようにしている。ヨーグルトメーカーを使って、牛乳1リットルにR-1を半分いれ、半日ほどおいておけば大量のR-1が出来上がる。スプーン1杯のミューズリーに自家製ヨーグルトをスプーン2~3杯、そこに青汁の粉をかければ栄養バランス満点のサイドメニューが完成だ。ミューズリーはグラノーラと違って甘すぎず、適度に歯ごたえがあるので腹持ちが良い。青汁は抹茶風味で無糖だが、ヨーグルトに入れると自然な甘みがあり、とてもおいしい。

朝食が大事

一日を充実して過ごすためには朝食の量と質が大事だ。人は寝ている間でもエネルギーを消費するので、朝食でそれを補っておけば長い目で見ても体を労わることになる。また午前中は打ち合わせ、問い合わせが少ないので一番仕事がはかどる。そのための活力として、栄養バランスがとれて腹持ちが良い朝食をとることをお勧めしたい。

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