要注意!Oliveをスマホケースに入れてはいけない

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Oliveを使って銀行やコンビニのATMでお金を引き出そうとしたところ、ATMにカードを入れても反応せずに引き出しが出来ない、という事象が発生した。少し調べてみると、どうやら磁気不良によってカードの情報が読み取れなくなっていたらしい。

三井住友銀行のATMならICチップの情報を使って磁気情報を修復できる、とのことだが、なぜか最寄りの銀行ATMではそもそもカードを投入しようとしても機械が反応しなかった。ただ会社の近くの大規模な店舗のATMだとちゃんと投入でき、自動修復された。ATMの種類や新しさが関係しているのかもしれない。

だが、この現象は1度ではなく度々発生した。Oliveに切り替える前はなかったことだ。

磁気不良の原因

磁気不良エラーの発生原因は二つある。

①カード挿入方向を間違えた

Oliveはクレジットカードとの一体型で、且つナンバーレスなので表裏が分かりにくい。またATMに投入する際もどちらから刺せばよいか、パッと見て判断ができない。ロゴマークがある方が上で、且つATM投入の方向はカードの端に小さい三角マークで表記されているのだが、それに気づかなければ投入方向を間違ってしまう。向きを間違えれば磁気情報が読み取れずに「磁気不良」のエラーになるし、場合によっては磁気の破損に繋がることもあるかもしれない。

②カードをスマホケースに入れている

①は1度気がつけば同じ過ちを繰り返すことはないと思うが、それでも私のOliveには度々磁気不良が発生していた。そこで改めて以前と何が変わったかを考えてみると一つ心当たりがあった。

私はクレジットカードを手帳型のスマホケースに入れて携帯している。スマホ決済ができない店舗でも焦らずクレカ決済ができて便利なのだ。また会員登録していない通販サイトや旅行サイトでカード決済をする際はカード番号の入力が必要となるが、そういうときもいちいち財布を取りだすのは面倒なので、やはりクレカはスマホと一緒にしておきたい。

だが、ここで一つ落とし穴がある。OliveはICチップと磁気ストライプでクレカとキャッシュカードの情報を持っていて、クレカはICチップによる読み込みやタッチ決済で使用できる。だがキャッシュカードは多くのATMで未だ磁気情報を使用している。この磁気にとって磁力は厳禁なのだ。手帳型スマホケースの多くは磁石を使って閉じた状態をキープできるようになっているので、スマホケースにOliveを入れておくと磁石によって磁気情報が破損してしまう。

現金を使う機会が減っており、ATMでお金をおろすのは2~3か月に1回程度なので、キャッシュカードをスマホケースに入れておく必要性はなかった。実際、Olive以前はキャッシュカードを財布に入れていたのだが、クレカのつもりでOliveをスマホケースに入れていたのは失敗だった。Oliveはクレカでもあり、キャッシュカードでもある。

Oliveは原則スマホ決済で

あらためて考えてみると、クレカ機能を使う目的であってもOliveをスマホケースに入れる必要は全くなかった。なぜなら通常の買い物は基本的に楽天カードを使用していて、OliveはVポイントの高還元が得られるコンビニやマクドナルドなど、一部のお店限定なのだ。そしてそれらのお店では、トラブルでもない限りは100%、スマホによるタッチ決済が可能だ。

あらかじめGooglePayやApplePayにOliveを登録しておけばOliveでクレカ払いできるし、スマホでのタッチ決済ならさらに高還元(5%→7%)なので、Oliveのカードを使う機会はほぼ銀行ATMだけだった。それならキャッシュカードは財布に入れておいて、お金を引き下ろす際に意識して財布を取り出せばいい。

キャッシュカードに磁石を近づけるの厳禁なのは、一昔前は常識に近かったと思う。だがICチップが広まり、磁気カードを扱う機会が減っているため、時期についての意識が抜けていた。

もし私と同様にキャッシュカードの磁気不良に悩んでいる方がいたら、キャッシュカードは財布にしまってOliveは原則スマホ決済にすることをお勧めする。

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