数字に言い訳をしてはいけない

健康をマネジメント
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体重の増加=太ってた

少し前に、2月になって体重が増えたがそれだけで「太った」と判断することはできない、目標値はあくまで目的達成のための基準・目安に過ぎないので振り回されてはいけない、と書いた。

しかし久しぶりに一緒にお風呂に入った娘から

「お父さん、太った?お腹がポッコリしきた気がするよ」

という客観的かつ貴重な指摘があり、数字から逃げていた自分に気が付いた。

異常値から目をそらすこと=正常性バイアス

自分でも情けなくなるが、これこそ絵に描いたような正常性バイアスではないか。79キロ未満で推移してきた体重が今月一気に0.5キロ以上増えていたのだから、それは太ったということだ。体脂肪率が15%弱で変わっていないから、普段の生活で体の重さを感じないからなんだというのだ。普通に計算すれば0.5×15%=0.1~0.2キロの脂肪が増えたということだ。「腹回りや背中に特に脂肪がついた実感はなかった」が、毎日鏡で見ているから少しずつの変化が積み重なっていたことに気付かなかっただけだ。

娘に言われてあらためて見れば確かにお腹に少し脂肪がついた気がする。それに顔も丸みを帯びている。直接の原因はわからないが、私の体に変化が生じており、そして毎日測定している体重がちゃんと警告を発してくれていた。分かりやすい異常値が目の前にあるにもかかわらず「これは実は異常ではない」などと自分に都合がいいように解釈し、言い訳をし、目をそらしてしまっていた。これでは何のために体重を測っているかが分からないではないか。。。

異常を検知したらすぐ対策

システムが異常を検知しインシデントが発生したら、やることは暫定対応と恒久対応の二つだ。しかし今回の体重増加に関しては直近でなにか不具合・不都合が生じているわけではない。暫定的に体重を減らす(断食?)必要はない。では恒久対応として何をすべきか。現状を許容し、若干お腹が出た状態のを標準な状態と設定し直すか。それともお腹を凹ませるための行動をとるか。これは当然後者だろう。体が重くなって動きに制約がでてしまったり、見た目が変わっておじさん体形になるのは望ましい状態ではない。ただ79.5kgという体重に関しては、過去記事に記載の通り一つの目安なのでいったんは保留する。

お腹を凹ませるためにできることは食事制限と運動の2つしかない。ただ大きく生活スタイルを変えたくはないし、暴飲暴食がポッコリお腹の原因ではないので、大幅な食事制限は難しい。もともと間食もほとんどしないので、出来ることと言えば夕食の白ご飯を少し減らすくらいだ。ちょうど息子が食べ盛りなので、4分の1ほど息子に譲ることにする。

あとは運動だ。そろそろランニングでも始めてみたい、という思いはあるが、家族と過ごす時間のバランスが崩れてしまうのでいったん見送り。スキマ時間にできて、かつお腹周りをピンポイントで鍛える方法を調べてみると、「ドローイン」というトレーニングを見つけた。お腹を凹ませた状態で呼吸をすることで、体幹を鍛えることが出来る。姿勢が良くなり、腰痛予防の効果もあるらしい。仰向けで行うのが一般的らしいが、座った状態でもできるので、仕事中やテレビを見ながらでもトレーニングが可能だ。

どれくらいで効果が出るのかわからないが、まずは2週間続けてみよう。3月の体重、体脂肪がどう変わるかが楽しみだ。

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