コロナと体の変化
娘がコロナに発症し、私自身も罹患の疑いがある。検査はしていないがおそらくクロだろう。熱はなくのどの痛みと軽い咳が出る程度なので日常生活に支障はないのだが、一日中眠気がする。また夜になると軽い頭痛がしてくるので、ここ数日は午後10時前には就寝するようにしている。
私には毎朝5時に起きて朝活をする習慣があり、11時前に就寝しても6時間程度寝れば十分だった。だがコロナ罹患が疑われて以降は体が7時間以上の睡眠を欲しているようで、6時頃にようやく眠気が収まる。
また、日中なにかとお腹が減る。特に体が甘いものを求めている。普段は在宅勤務の時もあまり間食はしないが、ここ数日は常にポリポリと何かを食べている。でも体重は78キロを下回っている。念のために自宅待機をしているので運動量はかなり少なく、でも食欲は変わらないので食事は3食いつも通り。加えて間食もとっているので少し増えてもおかしくはないのだが、逆に少し減ってきてすらいる。
自分の体との対話
私の中の細胞たちが頑張って戦っている姿を想像する。コロナウィルスの体内への侵入は許してしまったものの、ワクチンで抗体や免疫情報を持った白血球たちがウィルスに侵された細胞を食べて体内をきれいにしてくれている。頭痛や眠気は私の体が「戦闘態勢」になっている証拠だ。そして新しい白血球を生み出すためには新しいエネルギーと休養が必要なのだ。だから体は常に甘いものを欲し、またいつも以上の睡眠時間を求めている。
彼らは私のために頑張っているのだから、私もできる限りの協力をしよう。愛飲している生姜ココアは普段はストレート&無糖だが、少し牛乳と砂糖を入れて飲む。寝る前に飲めば体が温まるし、良い栄養補給になるだろう。そして早く寝る。頑張れ私の中の細胞たち。
自分の体を労わること
40歳を過ぎると体のあちこちで変調が見られるようになる。足腰が痛くなったり、肌が荒れたり、頭髪が薄くなったりする。加齢と一言でまとめてしまうのは簡単だが、栄養の吸収率が下がる、筋力が低下する、細胞分裂の速度が遅くなり皮膚が劣化しやすいなど、一つ一つになにかしら原因があって対策もできるはずだ。
基本的には、日々頑張っている細胞たちへのケアが重要になる。自分の体と向き合い、対話して原因を探ってみる。以前と何か変わったことはないか、意識して自分の体をチェックしよう。自分の手足、体の筋肉が今どういった状態にあるかは鏡で見たり触ったりすればわかることも多い。たまには自分の体を労わってねぎらいの言葉をかけてみてはどうだろう。必要なら病院など専門家に相談してもいい。定期健康診断で再検査の通知がきたらラッキーだ。悪い芽は小さいうちに摘めるに越したことはないので、面倒くさがらず嬉々として病院にいこう。原因がわかったら次は対策だ。
運動をする、食事を見直す、生活スタイルを見直す、悪い習慣をやめる。変化はすぐには現れないが、何もしなければ変調はますます大きくなり、取り返せなくなる。些細な気づきのうちに手を打とう。放置すると大病に繋がることもあるので、特に40代以降は自分の体のケアは怠らないようにしたい。人の体も植物やペットと同じく、ケアすればそれだけ応えてくれる。そして直接未来の自分に返ってくる。
自分の体は、何十年もの間私の幸せを支えて続け、そしてこれから先もともに人生を歩む一番大切なパートナーなのだ。失ってから気づいたのでは遅い。未来の健康のために今種をまく。そのために、まずは自分と対話をしてみよう。