Oliveゴールドの100万円修行、昨年度に修行を終えて年会費は永年無料となり、特典の10,000ポイントをゲットした。
そして昨年の経験から、支払い戦略を少し意識するだけでそこまで無理しなくても100万円の達成できると分かったため、今年度も年間100万円を目指そうと思う。10,000ポイント特典だけでなく、SBI証券の積み立て投資による翌年のポイント還元率が0.75%→1.0%に上昇するため、毎月10万円の積み立てによるポイント還元が3,000ポイント増えて、トータルで13,000ポイントを狙うのだ。
ただしVポイントと楽天ポイントの総和が減ってしまうようでは本末転倒だ。各社のサービス・特典は日々変わっていくため、常に支払い戦略にはブラッシュアップが欠かせないだろう。とりあえず2024年6月時点での戦略をまとめておきたい。
戦略1.楽天ポイントの付与率が0.5%以下の支払いはkyash
・公共料金
公共料金の支払いは楽天カードでは0.2%しかポイントが付与されない。またOliveも公共料金の支払いは100万円修行の対象外なのだが、kyashから支払えばOliveからkyashへのチャージで0.5%、kyashからの公共料金支払いで0.2%のポイント2重取りが可能だ。また、Oliveからkyashへのチャージは100万円修行の対象になる。昨年度は25.7万円だったが、今年は電気代が値上がりするので30万程度は支払うことになりそうだ。
・モバイルSUICA
楽天カードからモバイルSUICAへのチャージはポイント付与対象外だが、楽天ペイ経由にすれば0.5%のポイント付与される。そしてOliveも同様に直接モバイルSUICAにチャージしてもポイントはつかないが、kyashを経由すればkyashにチャージする際に0.5%のポイントが付与される(kyash→モバイルSUICAは0.2%付与対象外)。
昨年度は4万円近くモバイルSUICAを利用していた。出張や旅行など遠出する頻度によって利用額は変わっていくが、日常の利用で100万円到達を目指すのならば、Olive→kyash経由でのチャージ設定にしておくべきだろう。ちなみにモバイルSUICAへのチャージは月額で5,000円の上限があるので、残高は残っていても毎月1万円くらいは残高をキープしておく方が電車での小旅行の際にも安心だ。
・保険
昨年度、一時的に『オリックス生命(医療保険)』と『アフラック生命保険(医療保険)』はkyashで支払っていたが、100万円修行達成にあわせて楽天カード支払いに戻していた。だが楽天カードでの保険料支払いは今年の8月から還元率が0.5%に改悪されることが分かったので、合計約3.9万円を再びkyash払いに変更する。
今年度の支払い戦略を見直ししていなかったらこの改悪には気づけなかったのでラッキーだ。こっそりと改悪する楽天カードの姿勢には共感できないが、そもそもそういう会社だと割り切って利用するしかないと諦めている。
https://www.rakuten-card.co.jp/point/pointrate/
戦略2.楽天ポイントの付与率が1.0%の定期支払いもkyash
公共料金以外にクレジットカードで支払っている定期払いも楽天ポイントの付与率は1.0%なので、kyashへの切り替え対象にする。Vポイントとkyashポイントを足しても0.7%しか付与されないが、最終的に1万ポイントを得るためには致し方ない。
・JCOM
光回線に変更したがキャンペーン期間中の支払いは毎月5,700円(税込み)程だ。そしてNHK受信料もJCOMで支払っているので、合算すれば年間9.1万円程度だ。これをkyash経由に変更する。
・定期購読料
JapanTimesAlphaの年間購読料 17,400円と、AudioBookの聴き放題年割プラン 9,990円もkyash経由に変更する。
・レアジョブ英会話
ビジネス英会話コース月8回プランに3か月毎、 29,940円を支払っている。5月分は楽天カードで支払い済みだが、残り3回分の約9万円はkyashで支払う予定だ。
・スマートEX
スマートEXの支払いもkyashにしておこう。確定ではないがここ数年は出張で東京に年2~3回行っているので、新幹線の往復チケット代の合計9万円弱も100万円利用に加算できる見込みだ。
・Amazonやヨドバシ.com
あまり使う機会は多くはないが、年間を通せば1万くらいは使っているかもしれない。忘れないうちにアカウントに登録している支払い方法をkyashに変更した。
戦略3.楽天ポイントが加算されるサービスは楽天カードで
当然ながら、楽天市場や、楽天トラベルの支払いは楽天カード1択だ。楽天モバイルに関して私は毎月期間限定ポイントで支払っているが、楽天カードで支払うことのメリットは特になさそうなので息子の分はkyashでの支払いに変えておいた。年間1万円と微々たるものだが、kyashの毎月のポイント付与枠を埋めておく意味もある。
戦略4.店舗での支払いは優先順位をつける
ここまでの戦略が予定通りにいけば、年間60万円分はOliveゴールドでの支払いに目途がつく。kyash利用時の0.2%のポイント付与は毎月5万円が上限なので、オンラインでのkyash支払いはここまでで十分だ。残り40万円は店舗での支払いでOliveゴールドを使う戦略が必要になる。
店舗での支払い方法の選択肢、および優先順位付けは以下の通りだ。
①:楽天ペイが利用可能な場合
楽天ペイが使える店舗では基本的に楽天ペイで支払って1.5%の楽天ポイントをゲットする。
②:楽天ペイは使えないがクレジットカードは使える場合
この場合はOliveゴールドを使用すればいい。還元率は0.5%だがココイコ!対象店舗なら事前にエントリーすることで+0.5~1.0%加算される(対象店舗は少ない)。1年間で残りの40万円支払えばVポイントが1万ポイントゲットできる。
https://kokoiko.smbc-card.com/guide/
ただし今なら楽天カードのVisaタッチで20%キャッシュバックもあるので、1万円分は楽天ペイのタッチ決済を使うことを忘れない。
https://www.rakuten-card.co.jp/campaign/spt/other/20240513/
③:楽天ペイもクレジットも使えないがPayPayは使える場合
パン屋や地方の小売店ではこのパターンもまだまだ多い。そのためにPayPayにPayPayカードを紐づけて1.0%のポイント還元を得られるようにしている。またPayPayはお得なキャンペーンや店舗単位でのクーポンを配布している場合もあるため、場合によっては楽天ペイよりも優先的に使う場合もある。支払い前にそういった情報をチェックすることを忘れてはいけない。
毎月100万利用までの進捗を確認すること
戦略1~3を決めたら、あとはその戦略の通りに日々生活するだけでいい。毎月達成状況の通知メールが来るので、12月くらいまではそれを眺めておくだけで良いだろう。そしてのこり3か月を切ったあたりで進捗が思わしくなければ、その際は戦略①と②を入れ替えて、楽天ペイが使える店舗でもOliveゴールドで支払う必要があるかもしれない。
100万円利用の進捗状況や、各社のサービス追加や変更によって戦略の見直しが必要となれば、追って報告する。