三井住友カードから、2023年5月15日時点での「Oliveゴールド年間100万円利用」の達成状況のお知らせが届いたのだが、100万円修行が順調すぎて驚いた。
なんと、開始から3カ月も経たないうちに100万円達成まで16万円を切っていた。これは早急にどの支払いでOliveゴールドを使用するかを見直さなければ、トータルで得られるポイントが減ってしまう。Oliveゴールドは年間100万円達成で1万ポイントが貰えるが、通常の還元率は0.5%しかないのだ。
その前に3か月での内訳を振り返る
たしかにこの3ヵ月は積極的にOliveゴールドを使う機会を増やしたが、このスピードは予定外だった。ポイントを増やそうとすることで結果的に無駄遣いをしているのなら、それは全くもって本末転倒だ。ちゃんとクレカの用途を確認して、必要なら財布の紐を締め直さなければいけない。
早速kyashの利用明細とクレカの利用明細から、約2か月半の主だった支出を集計してみた。
夏休みの旅行関連 | 約248,000円 |
飲み会代立替払い | 約133,000円 |
固定資産税支払い | 約130,000円 |
食料品 | 約71,000円 |
光熱費・ネット・スマホ | 約65,000円 |
衣類・日用品 | 約52,000円 |
出張旅費立替払い | 約31,000円 |
外食 | 約33,000円 |
パソコン関連(Amazon) | 約33,000円 |
交通費 | 約15,000円 |
ユニバ・娯楽 | 約20,000円 |
レアジョブ英会話 | 約25,000円 |
合計 | 約858,000円 |
振り返ってみると、明らかな無駄遣いはしていなさそうだ。コロナ明けで飲み会が増え、その支払いを積極的に買って出たことが100万円到達に大きく寄与している。また昨年勤続20年を迎えたことで今年は会社から旅行券とリフレッシュ休暇をもらえるので、夏休みの旅行は例年よりもグレードを上げていた。あとは家族で日帰り旅行に行ったり、買い物する機会も多かったため、少しずつ支出が増えた、というところだ。総額は想定外だったが、その内訳は想定内なのでひとまず安心だ。
Oliveゴールドでの支払いを限定する
100万円修行のゴールが見えたので、Oliveゴールドと楽天カードの使い分けを見直すことにした。Oliveゴールドでの支払いを継続するのは、楽天カードで支払うよりメリットが大きい以下三つに限定する。
①光熱費
2024年3月までの約10カ月間であれば、電気・ガス・水道代だけで100万円に到達できる。これらの公共料金は楽天カードで支払うと還元率が0.2%しかつかないので、現状通りOliveゴールド→kyashで支払うのが最良だ。
②モバイルSUICAチャージ
モバイルSUICAへのチャージも楽天カードとOliveゴールドで還元率は0.5%と変わらないため、これも現状維持だ。
③マクドナルド、コンビニ
マクドナルドや大手コンビニはOliveゴールドの特典で5%以上(給与払い口座指定等で7.5%までアップ)還元となる。マツモトキヨシはOliveゴールドでお店指定すれば+0.5%対象となるのだが、他のドラッグストアと同様に楽天ペイを使えば1.5%が還元されるので、楽天ペイを優先したほうが良い。
来年のことも考える
日常の街での買い物を楽天カード払いに切り替えることは簡単だが、JCOMの支払いは変更手続きが必要だ。それ以外でも、Amazonや鉄道会社など、いくつかはkyashを支払い手段に登録しているので、これらも忘れずに変更しよう。
悩ましいのは、生命保険や医療保険のクレカ払いだ。3月にOliveゴールドに変更したところだったが、支払日が来る前に100万円修行を達成してしまった。やはり次の支払いの前にまた楽天カードに戻したほうが良いだろう。ただ、1度100万円修行を達成しても、毎年100万円つかえばVポイントは1万円分が還元されるのだ。そのため、Oliveゴールドを継続して使っていった方がよいかを、改めて検証する必要がある。
飲み会や出張、旅行は来年もあるだろう。そう考えると、食料品や衣類の支払いにOliveゴールドを使う必要はないのかもしれない。もしくはある程度金額の大きい買い物は楽天カード払いにして、Oliveゴールドは一カ月8万円を目安に日常の買い物にすようする、という手もある。また、NLカードをゴールドに切り替えて家族カードを作り、Oliveゴールドは眠らせておいても良いかもしれない。
いずれにせよ、三井住友カードは今後もOliveのサービスを拡充していくに違いないので、しばらくは様子見だ。来年度が始まる前に、次の1年の戦略を考えよう。