ブログを始めて1週間、いくつか変化があったので記しておく。
少し自信がついた
今のところアクセス数は0。宣伝もしてないし外部リンクもないし、読んでもらう記事も少ないのでこんなものでしょう。でも、1200文字~1700文字の記事を9日で7本、意外とかけるものだということが分かった。自分以外に読んでもらえていないので、人に読んでもらう価値があるのか、品質面ではまだわからない。でも、書けるということは自信になった。しばらく続けられると思う。
他の人のブログの見方が変わった
定期的に見ているブログは一つだけしかないのだが、そこでは記事の内容によって語尾が「です・ます調」と「である調」を使い分けていることに気付いた。このブログはとりあえず「である調」に統一するつもりだが、たまに違和感を感じるときがあり、他のブログはどうしてるのかと思ったら、使い分けていた。自分でブログを始めるまでは気づかなかったこと。
また、一定の人気がある(と思われる)ブログであっても、その記事の質は日によってさまざま。明確な結論がある日もあれば、ふわっとした内容の日もあるし、「で、なに?」と思うときだってある。無料ブログなのでそれて良いのだと、少し安心した。
日々の過ごし方、ものの見方・感じ方が変わった
家族との会話、会社での出来事、見聞きしたニュースや事件。これまで聞き流して受け流していたことを、ブログに書くとしたらどうだろうか、と受け止めるようになった。常にブログのネタを探している状態。これはブログを始める前から期待していたことで、日々の生活にハリを与えてくれて、インプットの質が高まっているように感じる。それに都度自分の考えを整理するようになったので、日常のアウトプットも変わった気がする。この変化もあって、しばらく書くことには困らなさそうだ、という自信につながっている。
ブログの難しさを実感した
一つ目と相反するが、ブログはFacebookの投稿や個人の日記、会社での報告とは違う。不特定多数の人向けに読んでもらえる文章でなくてはならない。読んでもらえたからには価値を提供したいし、反応を期待したい。情報や共感、反感だっていい。この点を意識すると、ただの出来事を書くだけではだめで、そこから読み手が何を学べるのか、読み手に提供できる情報は何かをちゃんと考えないといけない。「で、なに?」と思ってほしくないので、書き始めるときにある程度は結論を決めておく必要がある。
学生の頃はインターネット黎明期。無料ホームページがはやっていて、私も毎日日記を書いて更新していた。HTMLを書いてアップロードするとインターネットの世界に自分の文章が現れるのが楽しかった。内容と言えば、その日の出来事やちょっとした事件への感想を残すだけ。オンライン、オフラインの知り合いに向けたものなので、それで十分だった。掲示板も作って、誰かが書き込んでくれたらうれしくて、お礼(?)にその人のホームページに書き込みに行ったり、相互リンクを張ったりした。一日10~20人が訪れてくれることがうれしく、良く考えもせずにアクセス数が増えることに一喜一憂していた。日記も、半分は自分のために書いていた。
ブログでは意図が正しく伝わるかどうか、読みにくくなっていないか、分の長さや段落構成、語尾や言い回しにも気をつける必要がある。ビジネス文書とは異なるスキルが求められるので、この点はブログを書き続けることで向上を期待するしかない。そういう意味でも、できる限り毎日更新することが大事なのだろう。
早く誰かに読んでもらう日が待ち遠しい、という期待と、満足してもらえる内容になっているかどうか、という不安を抱きつつ、しばらくは自己研鑽として続けていこう。